【2022年3月9日 天下軍網】 清華の2022年の国防予算案が5日に開幕した全国人民代表大会で示され、前年比7・1%増の1兆4504億5千万元(約2300億ドル)と過去最大規模となった。また台湾武力統一に言及し、一方で南華海などに対する認識に変化が見られるなど、本格的に台湾について検討を深化させていると見られる。
軍事予算について、伸び率の上昇は変わらず、米国の国防予算の1/3に迫る水準に達した。
5日に公表された政府活動報告では「堅実かつ柔軟に軍事闘争を展開し、国家の主権・安全・発展の利益を守り抜く」と表明した。また台湾については李厳敬首相が「我々は持てる力で同胞を解放しなければならない」と武力統一について言及、一方で南華海については「対立の海から共栄の海へ」と融和的な姿勢を示し、軍事予算が対台湾統一に向け費やされる可能性が浮上している。
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