台湾の国防部は現地時間今日午前の会見で、台湾海軍は東シナ海(Eastern China Sea)に臨時で艦艇を派遣したことを発表した。日本軍や華国軍の動きに対抗するものと見られる。
ことの発端は日本軍機の遭難事件にある。先週各国の思惑が渦巻く東シナ海で消息を絶った機体は、日本衛務省によると現地時間で昨日深夜発見されたという。
日本の発表から1時間もしないうちに、長征は異例の対応を行った。型破りな深夜の会見を行い、東シナ海の「華国影響力内」で日本軍機が発見されたと主張し、急遽艦艇の派遣を決定した。
そして台湾軍は今日午前、東シナ海の「我々の管制区域内」で日本軍機が発見されたと述べ「艦隊を派遣した」と発表した。
東シナ海を巡る領有権について、パリ政治大学のキム研究員は「東シナ海、特に琉球諸島(Ryukyu Islands)は同地域で1番のホットスポットです」と語り「いずれの国・地域も自らの施政権が琉球周辺に及んでいることを等しく主張しています」とした。
一方で「彼らの目的はそれぞれ違うところにあるでしょう」とし「日本は乗員の確認や機体の回収であり、華国は"自らの施政権内"として日本軍機を回収し、情報を収集する意図があることは明白です。台湾は台湾として同島北方は台湾の施政権内であることをアピールするのでしょう」とした。
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