【2022年 2月10日 LFP】9日、フランスの半国営原子力企業フラニュークル(Franucle)が原発輸出の契約に向け、イスラエルのアティア経済産業大臣と担当者で協議を行った末、連携が決定したことを明らかにした。
フランスはクリーンエネルギーの一つとして原子力を位置付けており、年々危機感の高まる気候変動への対策としてフランスの原子力産業を活用することで、経済と環境の両面で「持続可能」な開発を推進する政策を打ち出している。
イスラエルとフランスは昨年行われたプレオベール・アステリア両首脳による会談のなかで、原発輸出に向けた協議を前進させることで合意していた。
フランスの原子力政策に関与している閣僚の一人であるリシャール経済連帯相は、イスラエルとの協議前身を歓迎する姿勢を示し、「フランスの原子力産業にとって素晴らしい実績の一つとなるだろう」と期待感を表明した。
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