【2022年2月16日】年明けに公開された連合機構統計では、2021年の観光客受入数が公表され、フランスは9211万人だったことが明らかになった。
イスラム過激派によるテロやストライキ、デモが相次ぎ、当時過去5年で最悪の値となった2019年の8200万人から劇的な回復を記録した。
回復の要因として挙げられるのは、世界経済の好調と、フランスの治安状況の回復だ。
フランス内務省は今月8日、暴行、窃盗の件数が例年より減少に転じたことを明らかにし、プレオベール政権が財政規律を無視してまで巨額の予算を投じた治安対策の成果を誇示した。
フランスを支える巨大市場の一つとして知られる観光業の成長は、数十年にわたり低迷が続くフランス経済にとって、復活の兆しとなるかもしれない。
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