【2022年 4月13日 LFP】現地メディアの取材によると、インテルマリウム最大のコングロマリット、シュボルツグループ(Švorc)と清華の国有企業、第一汽車がインテル東部で大規模な電気自動車関連部品の製造拠点建設に向け協議を行っているそうだ。
第一汽車は清華で3月に行われた全国人民代表大会欧州の自動車業界に参入する意向を示し、欧州への宣戦布告と銘打って大掛かりな市場参入を示唆していた。
またインテル側も2月にダシェフスカ大統領がインテル西部と東部での経済格差是正のために東部への投資を呼びかけており、シュボルツがそれに早くも応える形で両者の思惑が一致したものとみられる。
また香港メディアに寄せられたリーク情報によれば、インテル東部の工業都市ドニプロについての記述があったともされることから、投資家たちの間では一連の製造拠点はドニプロに置かれるのではないかとの見方が強まっている。
シュボルツグループはインテルマリウム以東のヨーロッパで最大の自動車メーカーであるシュボルツ・オートを擁する大財閥であることから、同社と中国有数の自動車メーカーである第一汽車との今後の関わりが注目されるだろう。
また一連の投資によりインテル東部の製造業が活性化され、同地の経済に大きなプラスの影響を与えることも期待されている。
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