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初メダル獲得に大熱狂 仏アイスホッケー

更新日:2022年7月31日


【2022年 3月30日】25日、冬季ギガンタスロンで女子アイスホッケー競技が始まって以来、今大会が初めての出場となるフランス代表は、初の三位決定戦に進出した。


準々決勝ではともに僅差で強豪に敗れた仏とインテルマリウムは、三位決定戦で対決。瞬発力のあるフランスチームと、体格に分があるインテルマリウムチームは、お互い得点を許さず、膠着した展開が続いた。第2ピリオド6分でフランスのロラ・プティが先制点を獲得したが、続く10分にインテルマリウムのスタニスラヴァ・エンスロヴァが同点弾を奪い、一進一退の攻防となる。

第三ピリオド終盤、延長戦が視野に入る18分にフランスのセンターフォワード、オロール・レセップスが勝ち越し点を決めたことが決定打となり、フランス初となる銅メダルが確定した。


フランスのメダル獲得が決まると、フランスの各地で歓声が上がった。パリをはじめとする都市部では、若者たちが街に繰り出して喜びを共有する場面も見られた。チームスポーツでは、バスケットボールやラグビー、サッカーといった夏季競技が盛んなフランスで、アイスホッケーがここまで注目されることはまれだ。


19歳にして今大会通算7点を獲得したレセップスは、母国フランスにて一躍注目の的となっている。彼女と同じくアルザス出身であるプレオベール首相も彼女の活躍に言及、「彼女は私たちの誇り、新たな世代の希望だ。あなたたちののために働けることを光栄に思う。」とご満悦な様子だ。


感動的な勝利から一週間が経とうとしているきょう、ウィンタースポーツが盛んなグルノーヴルでスポーツ店を営む、ポール・アイノーディさんは、今大会の影響でアイスホッケー関連商品の売れ行きが好調だと語った。


今大会での健闘は、フランスのアイスホッケー界のさらなる発展に寄与したことは間違いない。

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