【2022年3月12日】フランスのシャンブラン無任所大臣は11日、摂政皇太子により、選挙制度の改正に伴う議会の解散が承認されるとともに、仏立法院の解散日程が今月25日に決定されたことを明らかにした。
また、投票日の日程も同時に公表され、第一回目の投票は4月10日、第二回目の投票は4月13日となることがわかった。異例の「速攻」選挙に対し、野党からはAR-PDFを中心に批判の声が上がっている。
直接民主主義を標榜し、政党の代表と院内総務、首相候補を分離している与党「人民への訴え」(略称:AP)は、選挙前にインターネットでの人気投票と議員投票を組み合わせた予備選を実施することを明らかにした。首相候補の選定は4月1日に行われる予定だが、世論調査ではAP支持層のプレオベール首相に対する支持は厚く、他の候補が選定される可能性は低いとみられる。
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