【2022年3月12日 LFP】きょう(現地時間11日)、ついにノーザン・カリフォルニア冬季伎冠が開幕した。フリースタイルスキーのアンリ・コルトー選手が旗手を務める、122人のフランス選手団がトリコロールカラーを身にまとって堂々入場した。第一回大会から出場を続けてきたフランス代表は、ウィンタースポーツ強豪の一角として知られる。
フランス・ギガンタスロン委員会のカリーヌ・ショヴォー委員長は、フランスのスポーツ業界を勇気づけるために、フランス選手団が今大会でメダル20枚獲得を目標に戦うことを宣言している。
現地へは、フランスからの来賓として、ジョゼフ=ナポレオン皇太子とアルベール・デュヴァル外相を含む使節団が開会式に参席し、7度目の米国におけるギガンタスロン開催を共に祝福した。
同地ではロサンゼルス大会以来38年ぶりの開催となる今大会は、スコーバレー以来2度目の冬季大会。米国でも南部に位置するカリフォルニアでの開催となるため、歴代冬季開催地の中でも最も温暖な気候で行われることになる。
開会式の演出は、著名な映画監督であるジョージ・マーカス氏によって手掛けられた。カリフォルニアの歴史を彩ったゴールドラッシュ時代を彷彿とさせる壮大なパフォーマンスは、文化大国アメリカを象徴する一場面として観衆を圧倒してみせた。
一部競技では、開会式に先立つ現地時間9日からすでに試合が行われれているが、本格的な競技は開会式後の明日現地時間11日以降となる。11日の日程では、6枚のメダルが確定する予定。
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